Patisserie HINNAパティスリー ヒンナ
考え抜かれた逸品ぞろいで目移りしてしまうケーキたち | |
大きな窓から光が差す広々とした店内 |
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カフェタイムであれば店内でイートインが可能 |
地場柑橘類や北海道をはじめ地方の旬な食材を使った上質なスイーツ
大きな木のふもとに建つウッディでナチュラルな外観の施設。
大きな窓から光が差す広々とした店内です。
余裕を持った間隔で並んだテーブル席ではWi-Fiも使用でき、平日ならちょっとしたコワーキングスペースとしてもおすすめ。
エグゼクティブ・シェフ・パティシエである有野孝さんの手によるスイーツはどれも筆舌に尽くしがたい美味しさ。
気軽に食べれられる雰囲気の「きんじろうソフト」は北海道出身の有野さんが携わっている山中牧場の新鮮な牛乳を使用。
甘さ控えめのソフトクリームの上には、牛乳を4時間煮詰めたこだわりの練乳ソース。
その上にあしらわれた二宮金次郎の形をしたクッキーがまた絶品で、ぺろりと食べてしまいます。
片浦レモンタルトは旬で収穫したレモンを昔からの保存方法で加工し、長く美味しく提供できるよう工夫しているとか。
ほどよい酸味とさくさくのタルト生地の相性がたまりません。
考え抜かれた逸品ぞろいで目移りしてしまうケーキたちは、カフェタイムであれば店内でイートインが可能。
イートイン時にはケーキはエディブルフラワーで美しく彩られ、思わずテンションが上がります。
ヒンナとはアイヌ語で食への感謝を表す言葉。
有野さんは2004年から小田原で暮らしています。
ヒルトンホテルのペストリー・ベーカリーシェフやキルフェボンのプロダクトマネジメント等を経て2019年に「ペストリーラボ・ヒンナ」を設立。
もともと小田原柑橘倶楽部の立ち上げメンバーでもあるご縁で、この箱根口ガレージのお店に関わることになったそうです。
壁に描かれた絵は熱海在住の消しゴムはんこアーティストの津久井智子さんによる作品。
その傍らには「にのみやそんとく先生の教え」という詩が記されています。
「ヒンナ」はアイヌ語で「食べ物を食べられることに感謝する」という意味。
素朴な温かさと楽しさが伝わる絵と、その傍らに記された詩とともに、「ヒンナ」の思いが粛々と生きる日々の尊さを伝えてくれるようでした。
住所 | 小田原市南町2-1-60 |
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電話 | 0465-23-2881 |
営業時間 | 10:00~17:00(ランチ11:00~14:30(それ以外はカフェタイム)) |
定休日 | 不定休 |
駐車場 | 10台(南町パーキング) |
最寄駅 | |
規模 | |
ホームページ | https://www.hotoku.co.jp/hakone-guchi-garage/PatisserieHINNA.html |
詳細情報
きんじろうソフト
440円(税込)
エディブルフラワーで彩られた片浦レモンタルト
528円(税込)
にのみやそんとく先生の教え
壁に描かれた絵は熱海在住の消しゴムはんこアーティストの津久井智子さんによる作品。
メモ
青色十色2021年8月号より掲載しています。