天近くの丘から朝焼けに照る小田原城が楽しめる史跡。
初めてこの丘に登った時の感動を思い出します。
2018年1月14日撮影
ここは知る人ぞ知る絶景スポット「八幡山古郭曲輪・東曲輪」です。
1495年に北條早雲が大森藤頼を破って小田原城を奪取した頃に、お城の中心地のひとつだと考えられ、この東曲輪は国指定史跡にもなっている文化的価値の高い場所です。
この写真は朝の7時頃。
今の季節でしたら5時から6時くらいなら同じような朝焼けが見られる日もあるでしょうか。
頂上には看板が一つある他には何もなく、このシンプルさが落ち着きます。
2018年6月25日撮影
「小田原城」が国指定史跡になっている事をご存知の方が多いと思いますが、現在国指定史跡になっている全てが初めから国指定史跡になっていたわけではありません。1938年に初めて二の丸と三の丸の一部が指定された後、現在まで10回以上の追加指定を受けています。
毎年少しずつ行われる発掘調査によって歴史的に重要な遺構等が(今回であればこの場所から障子掘が)検出され、追加指定に至っているわけですね。
この東曲輪も追加指定されたのは平成22年のことです。
実は6月にも追加指定を受けた場所があります。その話はまた次の機会に。